いじめQ&A

しょっちゅう仲間外れにされたり、からかわれたりする。でも、先生に相談したら、「我慢しろ、悪いところを直せ」って言われた。我慢しなければいけないの?どこからがしてはいけない「いじめ」で、どこまでは我慢しなければいけないことなの?

心が深く傷つけば法律に違反する「いじめ」です。大まかな基準として、仲間外れをしたりからかってくる相手と、あまり付き合いたくないな、一緒にいたくないな、と思えば、一度弁護士に相談してみよう。

これまでたくさんの「いじめ」が裁判になりました。「いじめ」の多くは学校で起きます。学校とは、先生や同級生といつも顔を合わせて過ごさなければいけない少し特殊なところです。弁護士に相談するとなると大ごとになってしまうから、できる限り自分で我慢しようと思うかもしれません。

でも、なぜ傷つけられる自分が我慢しなければならないのでしょうか。
学校は少し特殊なところだけど、学校も「社会」の一つなので、法律に違反することが起きれば当然に法律がNOと言います。法律に違反することが許されることはありません。

では、どのようなことが「法律に違反」するのか。少し裁判所の判決を見てみましょう。
例えばある裁判になった事件では、次のようなことが、「法律に違反」するとされました。

① 仲間外れ・無視
② 毎日のように「うざい」「きもい」「死ね」「天然パーマ」「眉毛が太過ぎ」「油ういとるけど」「毛が濃い」「毛が濃いのに出さんといて」「ニキビ」「汗臭い」「反吐が出る」などと繰り返し述べる。
③ 鞄をける
④ 教科書やノートに「うざい」「きもい」「死ね」などと書く。
⑤ 掃除の際、わざと机の周りにごみを集める。
⑥ ロッカーに貼っていたアイドルのポスターを破る。
⑦ 教科書を隠す。
⑧ 机を外に出す。
⑨ 靴に画びょうを入れる。
⑩ 終了式の朝、被害者が登校すると「くさいから空気の入れ替えをする」と述べる。

また別の事件では、次のようなことが「法律に違反」するとされました。

① 恥ずかしいあだな(金もっこり)を付ける
② お弁当のおかずを取り上げる
③ 水筒から勝手にお茶を飲む
④ 肩パンチをする
⑤ 暴言を吐く
⑥ 「お土産を買ってこないとぶち殺す」と言う
⑦ 肩、股間、太腿内側を殴るける
⑧ 合唱の練習のときに笑う

どうでしょう。自分がされていることで、あてはまることはありますか。また、自分がしていることで、あてはまってしまうことはありましたか。
これらのことを学校生活でしょっちゅう行えば、「法律に違反」すると言われるかもしれないのです。

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