攻略アイテム集

「あしたニコニコメモ」、「家族向けチェックシート」 いじめ・嫌がらせから脱出するため、役にたつアイテムを紹介。

あしたニコニコメモ

これは、あなたが今受けているいじめや嫌がらせなどの被害を解決する⽅法を考えるためのメモです。 きちんと記録しておくことは、あなた⾃⾝が記憶を整理したり、⼤⼈たちがあなたを助けるための⽅法を考えるのに役⽴ちます。

家庭における「いじめ発⾒」チェックシート

「⼦どもの様⼦がおかしいな」と思ったら……
落ち着いて⼦どもと向き合ってみましょう。いじめを受けている⼦どもは、⾃分がいじめられていることを家族に知られまいと、我慢していることがあります。恐れで気持ちが委縮していることもあります。

強く問いただすのではなく、⼦どもが話しやすい雰囲気をつくり、どんな話も否定することなく、じっくり⽿を傾けましょう。まずは「チェックシート」にある20のポイントから、⼦どもの様⼦を⾒守ってあげてください。 《なお、本チェックリストは、あくまで⼀例であり、各項⽬を確認することによりすべてのいじめを発⾒できるという性質のものではありません。各ケースについては本チェックリストを参照しつつ、個別の状況を踏まえて検討する必要があります。》

⼦どもがいじめられていることが分かったら……
保護者として⼦どものつらい気持ちを理解してあげましょう。どのようなことがあっても「絶対守ってやる」「あなたの味⽅だよ」という強い姿勢を⼦どもに伝えましょう。そして、深い愛情と信頼をもとに、いじめを許さない⼼や態度を⼦どもたちに⾝をもって教えてください。

急いで事実関係をはっきりさせることよりも、まず本⼈の苦しみや恐怖感を分かろうとすることが⼤切です。「がんばれ」「しっかりしろ」などの安易な励ましはかえって逆効果になる場合があります。本⼈の意向(本⼈が望む解決⽅法)を無視した保護者の⾏動は事態を悪化させる危険性があるので注意しましょう。



「つらい」時に使えるアイテム・心理的危機対応プラン「PCOP」

『心理的危機対応プラン「PCOP」Psychological Crisis Coping Plan 日本語版リーフレット』

「死にたいと思うくらい、ツラい」という人へ。
このリーフレットは、心が限界を感じたり、死にたいくらいの気持ちになったりした経験がある方の助けになるよう、開発されたものです。
自殺の試みを減らすために公的機関や医療機関を中心に様々な取り組みがなされていますが、とりわけカウンセリングの一種である「認知行動療法(Cognitive behavioral therapy: CBT)」という方法は、高い効果を持ちます。

このリーフレットは、Crayg J. Bryan 氏に許可をとり作られた、最初の危機対応プラン・日本アレンジバージョン。心理的なコーピング(対処法)の提案に重きを置いているため、「心理的危機対応プラン(Psychological Crisis Coping Plan:PCOP)」と名付けています。

このリーフレットは誰でも使えます。医療関係者やソーシャルワーカー、セラピストはもちろん、本人でも、家族でも、相談を受けた友人や、偶然居合わせた隣人でもです。利用は、30分ほどの時間で終わらせることができます。人生が困難に直面している時期に、必要なケアにつながるための最初のステップとして用いてください。

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保護者・学校向け情報などを掲載 いじめをとめたい大人たちへ