統計データ
平成22年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によれば、いじめがきっかけだと把握されている不登校は、小中学校だけで年間2608件。
中退や不登校を経験した人は、そうではない人に比べて、ハンディキャップを背負わされてしまいます。いじめから脱出しようとすることが、学校で教育を受ける権利を放棄しなくてはならないこととイコールにならなくてもすく社会づくりが必要となります。
いじめ事件が報道されると、「自殺」にばかり注目が集まりがちです。しかし、「自殺」よりも高確率で発生する「不登校」のリスクについては、まだまだ議論が不十分です。