統計データ

いじめには、発生しやすい場所(いじめスポット)がある

いじめは、どういう場所で発生しやすいのでしょうか。森田洋司らの調査では、一番起きやすいのは「教室」で、次いで「廊下や階段」となっています。

学校の中での被害場所

森田洋司ほか『日本のいじめ』(金子書房、1999)より

田中美子の調査でも、「教室」が最も多いという結果がでています。

田中美子『「いじめ」のメカニズム』(世界思想社、2010)より

休み時間や昼休みなど、教師の目が届かない時間帯や場所で、いじめは起きやすくなります。教育者は、こうした「いじめスポット」を把握することで、重点的に注意を払うことが重要になります。

学校の外での被害場所

森田洋司ほか『日本のいじめ』(金子書房、1999)より

学校外ではどうでしょうか。最も多いのが、登下校中となっております。学校外でのいじめについても、頻繁に起きやすい場所については、見回りなどの対策が重要になることでしょう。

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